リフォーム一体型住宅ローンとは?中古物件を購入する際に特に便利なローン
建物は古いが立地的にこの場所がいい、とにかく安く自分の家を持ちたいなどと中古物件の購入を考えている方もいることでしょう。その際に組めるローンの種類は色々ありますが、リフォーム一体型住宅ローンを選ぶと便利な場合があります。
リフォーム一体型ローンとは、住宅購入費用とリフォーム費用をまとめて借り入れができるローンになります。これを使う最大のメリットが、個別にローンを組むよりもお得になることが多いという点です。
特にリフォームローンは一般的な住宅ローンに比べ金利が高い傾向にあり、ものによっては金利が3倍程度になることも少なくありません。購入しようとしている中古物件がリフォーム必至であるなどという場合には、リフォーム一体型住宅ローンを組める金融機関を探してみましょう。
また、支払いの管理がしやすいというのもメリットの一つといえます。別々にローンを組むと支払日が別になったりして、うっかり一方の支払い時に残高不足になるなどのトラブルに見舞われる可能性もあります。場合によっては遅延金を支払ったり、信用情報機関に登録されてしまったりという損害を被ってしまいかねません。
では、リフォーム一体型住宅ローンはどう選べばよいのでしょうか。まずは、複数の金利プランから選べるかどうかを確認しましょう。自身のライフスタイルに合わせたプランから選べた方が、納得して契約できます。また、自分がそのローンを組めるかどうかの確認も重要になります。
誰でも組めると思っていたら、特定の条件のリフォームにしか適用されないことが分かり、余計な費用がかかったということにもなりかねません。
その他、付加価値があるかという点にも注目して選ぶとよいでしょう。団体信用生命保険などの安心感や、契約者特典などのお得なサービスなど、より自分たちの生活をよくできそうなものを探すことも大事です。近くに窓口がある場合は複数の所に直接相談に行ったり、比較サイトや口コミを見るなどして、より自分に合いそうなリフォーム一体型ローンを見つけましょう。