隙間や段差が残らないためにもリフォーム会社選びは大切
リフォーム会社選びは、どのようなところを選んでも同じだと思っていませんか。ですが適当にリフォーム会社を選んでしまうと、後悔の残る結果になってしまうケースも見られます。
満足度の低いリフォームには、どのようなケースがあげられるのでしょうか。例の1つとして、リフォーム後に不自然な隙間や段差が生まれる場合があります。リフォーム後に隙間があると、見た目が気になるだけではなく、隙間の部分だけ汚れやすくなったり、その部分から風が入ってきて寒い思いをしたりするかもしれません。
また床の部分に段差が生じると、小さな子どもなどが躓いてケガをしてしまう可能性もあります。しっかりしたリフォーム会社であれば、隙間や段差が残るような中途半端な施工をすることはありません。万が一、隙間や段差などの不具合があった場合でも、しっかりとしたリフォーム会社は無料で直しをしてくれます。
また利用するリフォーム会社選びで人々が後悔する理由の1つには、料金の問題もあげられます。施工が終わった後で、別の業者のほうが安く施工をしてもらえたことに気づき、後悔する方もいます。
同じ施工内容であっても、利用するリフォーム会社によって料金に10万円以上の差が出ることもあります。実際に料金のことを考えてリフォーム会社を選ぶなら、最初に相場を調べて適正価格かどうか確かめましょう。適正価格と比較して問題ない料金設定だとわかれば、金額面で後悔するリスクを下げられます。
では問題ない施工をしてくれて適正価格のリフォーム会社を選ぶためには、どのような点に注目したらいいのでしょうか。ポイントとなるのが、実績や評判を確認することです。
リフォーム業務を行ってきた確かな実績があって、利用者からの評判も高いリフォーム会社であれば、問題なく利用できる可能性が高くなります。利用者からの評判を調べる場合には、具体的にどのような点が評価されているのか、口コミも合わせてチェックすることが大切です。
リフォームの規模によって変わる必要人数と工期
リフォームには色々な種類がありますが、比較的小規模だった場合は、作業をする人数はそこまで多くはなく、2から3人程度が基本です。
対象となるのは、便器のみを交換するトイレリフォームや、位置が変わらないキッチンのリフォームなどです。トイレは洋式から別の洋式に交換するのであれば、工期は1日程度で済む場合もあります。キッチンもコンロだけを交換するのであれば1日で済みますが、システムキッチンを丸ごと新調するのであれば、まずは既存のものを解体するのに1日から2日かかります。
その後同じくらいの期間をかけて新しいものを設置していくため、5日はかかると考えた方が良いです。
浴室のリフォームも、浴室自体がそこまで広くなければ、3人程度で作業することがほとんどです。人が多すぎても、作業をするスペースがないからです。その人数で、浴室の壁と浴槽を含めた全てをリフォームすると、工期はおよそ1週間です。既存の浴槽や壁を取り除くのに2から3日、新しい浴槽の設置で1日、新しい壁を取り付けるのに2日ほどかかります。
場所を移動させるなど、住宅の間取りに影響を与えるほど大規模なリフォームを行う場合には、短期間でスムーズに終わらせるために、作業人数も5人から10人ほどに増えます。そして、より多くの人手が必要な場面で他からヘルプで人を追加したり、資格がいる作業をする時だけ有資格者が携わったりすることも多いです。
キッチンの他にもリビング全体をリフォームしたり、トイレと浴室をまとめてリフォームするなど、作業が大掛かりになるパターンはいくつもあります。そのような間取りが変わるようなリフォームだと、長くて1ヶ月はかかると見ておいた方が良いでしょう。
また、いつでも十分な人数が揃うとは限りません。小規模なリフォームであれば、予定通りに進むことがほとんどです。しかし、大規模なリフォームでなおかつ繁忙期の作業だった場合、人数が足りないという状況になるのは珍しくありません。その場合は、限られた人数で作業を進めていくしかないので、工期は延びます。
小さいリフォーム店でもクオリティの高いお店を利用しょう
近年、便利屋のような小さいリフォーム店も増えています。安さを謳っているお店もありますが、小さいリフォーム店に依頼する際には慎重に決めることが重要です。家族で経営している自立型自社一貫の工務店であれば、責任を持って最後まで丁寧に作業してくれるでしょう。しかしながら小さいお店は、中にはクオリティの低い工事をする所もあります。
人件費を削るあまりに、技術や知識のないスタッフが工事に当たるリフォーム店も見られます。その場合、後から工事に不具合が生じるケースもあるのです。
品質の高い工事をしてくれるお店であるかどうかを見極めて依頼することが大切です。まだ設立して間もないお店は、将来が安定している確信も持てません。手抜き工事や技術不足により施工後数年で壊れてしまったときなどに、保証がない場合もあるので要注意です。
安心して任せることができるリフォーム店かどうかを判断するポイントとして、大工が社員であるかどうかをチェックしましょう。
やはり工事のクオリティは、経験値がものを言います。学生アルバイトに工事を任せるような会社では、不安が生じます。また施工例を見せてもらうのも良い方法です。実際に手掛けた家があるなら見学させてもらうか、事例の写真でもかまいません。そしてリフォームしてもらう箇所について、できるだけ具体的な施工方法について説明を聞きましょう。
きちんとした会社であれば、使う建材や施工の仕方などしっかりと教えてくれるはずです。クオリティの高いリフォーム店は、近所でも評判が良いものです。
口コミもチェックして、信頼できる会社か判断することが必要です。ホームページなど会社の公式ページもよく見ておきましょう。